無限庵を感じる

歴史

無限庵は石川県指定文化財の加賀藩最高の武家書院です。
当時は金沢市内高岡町に建てたものですが、
移築したものとなっております。

元家老横山家の分家横山章(横山家13代隆平の弟隆興の子)が、
子息の婚儀に際し設けたものと伝えられ、
当時から「新御殿」と呼ばれていました。

明治末期の建築で、この地方における当時の
木造技術の枠を傾けた最高級の普請であったと
今も関係者の間では、語り伝えられています。
その華麗な遺構は横山家の盛時を偲ばせます。
成巽閣(重文・金沢)に見るような
武家邸宅書院の伝統を継承する近代の書院造りとして
貴重な遺構と言わざるえないものとなっております。

その貴重な遺構は、
尾形光琳の扉、九谷焼、加賀蒔絵の漆器などの
古美術品と共に一般公開されております。

建物

山中温泉の観光名所、こおろぎ橋と鶴仙渓にほど近い無限庵。
自然を感じながら、ゆっくりとしたときの流れをお楽しみください。

芸術を感じる

無限庵に展示されている様々な芸術作品。
無限庵の建物と一緒にご鑑賞下さい。

無限庵の伝統

無限庵について
無限庵は、山中温泉で有名な石川県加賀市山中温泉にある石川県指定文化財の加賀藩最高の武家書院です。当書院は明治末期の木造技術の枠を傾けた最高級の普請であったと語り伝えられており、尾形光琳の扇、九谷焼、加賀蒔絵の漆器等の古美術品と共に、一般公開されています。