間口4間、奥行4.5間の堂々たる桧(尾州)造りの座敷きである。柱は、4.5寸面2分、内法高6.3尺、長押見付3.5寸、見込0.7寸、天井高は廻縁下端まで10.7寸である。壁面は一面に張付壁で金粉で連山と雲を描いている。当時流行の見事な障壁画であるが、筆者は不明である。中央2間を床とし、向かって右を琵琶台、左に地袋と天袋を設ける。
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