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石川県指定文化財
無限庵[MUGEN-AN]理事長のご挨拶

理事長 前端春斉

昭和58年に設立された無限庵は、山中温泉の有名なこおろぎ橋を渡り、なお坂道を上がった所にあります。新家信幸氏の意思で財団法人「無限庵」の所有に移り、尾形光琳の扇、古九谷、加賀蒔絵の漆器等の古美術と共に、今回は一般公開されたものです。この書院は、もと家老横山家が金沢市にあった邸内に建てた書院で、金沢より移築した建築であります。
茶の湯の風情の中で皆様の眼芯に少しでも潤いと楽しみをもっていただければ望外の喜びです。前端雅峯工房は、山中温泉中心部にあります。

  写真:理事長 前端雅峯

作品紹介

写真:菊慈童蒔絵平棗  

老松蒔絵大棗
時代蒔絵硯箱の老松蒔絵図を、大棗にそのまま金高蒔絵で描いてあります。樹の部分に見られる角状の金板は”切金”と言い時代蒔絵にてよく使われる材料です。


写真:琳派団扇螺鈿蒔絵大棗  

陶漆白檀塗花鳥蒔絵茶碗
国宝「片輪車螺鈿蒔絵手箱」の蓋裏にある平安期に公家の間で流行した花鳥紋様を、陶漆抹茶茶碗に描き白檀塗に仕上げてみた。

 

陶漆(陶胎漆器)とは

陶漆は生地に陶器素地を用い、その上に漆を焼きつけして塗り上げる技法です。陶器では出しにくい漆塗り独特のあたたかみや塗り色が表現出来、金蒔絵の華やかな加飾が楽しめます。歴史上陶胎漆器の異色ある加工として江戸末期の大喜豊助楽が有名です。

 

白檀塗とは

白檀塗とは中塗研立に漆にて紋様を描き、乾かした後に透漆の上塗を施し塗りを透かして紋様が見える技法をいう。

 


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